駅 ・・・ この先に良い事がありそうだった。
f0034392_1226100.jpg
駅っていいよナ。
この赤錆びた鉄路の先に漠然と『良い事が待っている』って錯覚を起こさせる魔力にたいなものがあった。
それはオレだけだったのかもしれないが、『いい事』なんて待っていないのに懲りもせず何度も、何度も乗ってしまった。

若いときには、そんな錯覚に惑わされ全国をフラフラと歩き回ったもンな。


秋田駅に着いたらポケットに50円玉が一個。
『50円しかねぇや』と思っただけで繁華街に行っちゃった。
悲壮感も無く、バック一つを持って『いい事がオレをまってんだ』ってネ。
50円玉一個だよ。

若い無鉄砲な勢いって言うのかナ。(バカだっただけだ)



ある時には、全財産の小銭を手の平に乗せて、その金額で買える切符を買い着いた駅は無人で山間の家も見えず田んぼと畑と山って所に降りちゃったってこともあった。



普通なら懲りると言うか、いい条件の働き口に付いたら落ち着くハズ。
『オレの降りる駅はここじゃない』って、働いた小銭を握って切符を買っちゃって列車に飛び乗っちゃう。


錆びた線路にはそんな魅力っつうか魔力があったナ!ってこの風景を見て思い出し出したのよ。

寂れた田舎に降りて(切符がそこまでだった)駅前のベンチにボンヤリ座っていたバァサンに声をかけたのが幸いして「旅館はねぇ!家さ来い」って言われ、態度はシブシブ、気持はラッキー。
行くと廃業した映画館なのよ。
バァサン映画館の元オーナーだったんだ。
景気の良かった当時の話を聞き流し飯を喰って破れたスクーリンの裏側に布団を敷いてもらい爆睡。



今は出来ないナ。
狭い敷地にポチッと建った欠陥住宅紛いの家にしがみついているのが幸せって思っちゃってンのかな?
自分で今の自分が訳わかんない。(老いていくって事の一つなのかもしれンなぁ)



11月15日は第34回『エリザベス女王杯(GⅠ)』
秋華賞の因縁決着(?)が楽しみ、ブロードストリート(藤田)とブエナビスタ(安藤)です。
それにフランスのGⅠ馬のジャラナヤがからんでの三頭鼻差勝負ってのを見たい。



[PR]
by bacamasa | 2009-11-14 00:00 | 小旅行 | Comments(0)
<< エリザベス女王杯 と 3人姉妹... ポテトチップスとマケル・ジャクソン >>