人生に疲れたふりした生臭坊主風なってなのが・・・・・オレだよ。見苦しいので色を反転でセーフってとこだネ。 料理を作るのは好きだし美味い物を喰いまくりたいという欲が深い食い意地張った奴っちゃ。 喰うってその場の雰囲気と器も重要だよ。 ある店に食事に行ってだよ、頼んだ品物が家で使っている器と同じ物に入れられて出て来た時は食欲半減。 何度かそんな経験をしちゃったって。 だってナァ、自分が使っている器なんて“100均”食器に近い代物。客に喰わせ銭をいただく(取られる)って思うと喰う前に味が下がッちやう気になんだ。 闇夜で喰っても不味くて喰えたもんじゃないと思うんです。味覚には見覚?も絶対に欠かせないよな。 食い物での嫁さんと姑さんの話なんだ。 どこでもたいがい嫁と姑って冷戦状態の処が多い。 そんな家に遊びに行ってとき、嫁さん外出で姑夫婦だけが茶の間でショボっと渋茶をすすっているところでして早速、姑ばぁさんの愚痴が始まってしまった。 いつもは聞いたふりして時々「うーん」とか「へぇー」と適当なところで相槌を打っておくンだがこん時のはなしはチョと違ってた。 「ご飯支度を言いつけて、あの人は車で出かけるんだ。お金ワシ持ってないし毎日毎日悩むのサ。夜、ワシらが床につくと二回から降りてきて肉を焼くジュージューって音と匂いがしてくる。二階にあの人達の処に大きなストッカーが有ってそこから銘々に持ってきて肉を焼いて食べてるのサ」って語る。オレ「うんうん」と聞くだけしかできねぇもンよ。 肉の焼ける音と匂いを嗅いで、喉に痰が絡みそうになっても死んだふりして寝返りも打たず固まっていたんだろうナって話。 その姑さん、死んだふりじゃなくて、もう死んじゃった。 喰うことが好きなんで時々この話を思い出す。 チョっと暗めの『食』に関する話。・・・(姑さんも女だから!ナ、) どうでもいいが、食い物での敵打ちは不味くねぇかアな。
by bacamasa
| 2010-01-31 00:00
| 料理
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