ヘミングウェイ 美食の冒険
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料理本を読むのも趣味の一つ、この本もベッド回りに置いてある数多い本の一冊で寝つきの悪いときなどに読み返しています。
料理の名が“ハンターのサファリーステーキ”とか、“エランドのピカタ”、“マスのフライ”、“マグロとタマネギのマリネ”、とハンティグとフィッシングを愛した文豪らしい。
ヘミングウェイの息子の著書にフライで釣れず針先にエサを付けて魚を釣り上げたという文豪がズルしたなんてことを書いていた。なぜか文豪が身近に感じちゃう。
この本レシピだけの本ではないので楽しめちゃう一冊。レシピを参考にして作って食べて楽しんでいます。



ヘミングウェイの釣り文学の大ファン。それと野宿での食事を書いた部分が大好きでね。
『最後のよき土地』にその部分が書いてある。



ニックは火を熾し、フライパンをかけ、そこに薄切りのベーコンを並べていった。
ニックは今、鱒を料理していた。薪に使っている倒木の真新しい切り口の上に、褐色に反り曲がったベーコンが載せられていた。
ベーコンの脂べ炒めている鱒の香りがフライパンから香ってきた。
ニックは鱒の胴に溶けた脂をすくってかけ、ひっくり返してもう一方の胴にもかけた。

ニックはライ麦パンを一人に二切れずつ切り、そのうち一切れずつをフライパンの中のベーコンの溶けた脂に浸し、鱒といっしょに食べた。
鱒は外側はぱりぱりして香ばしく、身はよく火が通っていてとても柔らかかった。
鱒を食べ終えると、骨を火の中に入れ、今度はベーコンをもう一切れのパンに挟んで食べた。
それからリトレスはコンデンス・ミルクを入れた薄い紅茶を飲み、ニックはミルクの罐に開けた穴に二本の細長い木片で栓をした。



釣りに行って腹が空くと上記の部分を思い出してしまう。
ベーコンの焼ける匂いまでしてくる。
真似をしてリュックに鱒以外の食材を詰車のトランクに放り込んで野っぱらでジュウジュウやってもみた。
鱒の替わりにスーパーで買った
生シャケ(鮭)の切り身と・・・・・かなりマイナス・ワイルド!
たまに、物置に潜り込んでキャンプ用品(ストーブ、食器、など)をいじくって気分は野営ダ。



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by bacamasa | 2010-02-10 00:00 | 釣り | Comments(0)
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