近頃、早朝に固定電話が鳴る。
そんな時に限って間の悪い事に電話の前に居るんだ。 不幸な知らせの電話なんです。 電話を切った後に受話器の向こう側を想像して落ち込むんだね。 親族の気持やなんやを勝手に思い考えてしまうんだ。 新聞の“おくやみ申しあげます”の欄を覗き見るようになったし、意識して見ないようにするようになってンだネこの頃のオレは。 明日からはスポーツ新聞だけにしようと思っちゃう。 以前は、死や葬儀をネタにブラック・ジョーク言っていた。 例えばこんな風に。 火葬場に到着して、いざ窯にご遺体が入る。 最後の別れを惜しんで『いざっ!!』 係りの人がご遺族に向かって 「焼き方は、いかがいたしましょう?レア?ミディアム?ウエルダン?」 なんて自分の葬儀をネタに飲んでは言っていたが、言えないというより考えたくもないといった自分が今いるんだ。 固定電話は『笑ウせぇるすまん』の“喪黒福造”だなって思うのよ。 受話器を置いた後の電話の向こう側を考えて落ち込む。
by bacamasa
| 2010-03-08 00:00
| ぼやき
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