レンタル屋から流れ出た中古ビデオの山から一本のテープを手に取って「この映画いいよ、」と買わされほったらかしになっていた。 勧めた本人は映画館で見たとかで誰にも観られず置いてあったのをやっと観た。 赤い顔の女性は女闘牛士、青い顔の女性はバレリーナ。闘牛士スタイル格好がいいんです。 内容は題名そのまんま、交通事故で昏睡状態となったバレリーナを4年間全ての面倒を見る一方的に好意をよせる看護士。世話をしながら色々と“トーク・トゥ・ハー”すんだ。 闘牛士は競技中闘牛の角に刺され、昏睡状態。こっちは話かけてもらえないんだね。 ラストのこの二人の差とか。 このバレリーナの看護士、バレリーナの親だったら絶対に許せん“不謹慎”な野郎なんだけれども話としてはいいんじゃないですか?サイレント映画も上手く使っていた。不謹慎な部分をサイレント映画で。 入院先も同じ。闘牛士に好意を寄せていたライターの男と看護士が友達になっていく。観ていない人はチャンスがあったら一度観るのもいいのではと思う。 不謹慎な行動が悲劇と奇跡を招くって、『観てよかったナ』って映画でした。 2002年3月15日スペイン初公開 2004年2月16日DVDリリース 『トーク・トゥー・ハー』 スペイン映画・カラー・112分 チャーリー・チャプリンの4番目の奥さんとの間に生まれた娘がバレー教師の役で出ているファンなんで嬉しいですね。 ジェラルディン・チャップリン・カタリナ
by bacamasa
| 2010-03-10 00:00
| 映画
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