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手放せない一冊・『魚眼漫遊大雑記』
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なん度めの読み返しになるか?

野田知祐の『魚眼漫遊大雑記』を本の山から引っ張り出し読み返し終えた。
この人の本て、スーっと読めちゃうんだナ。
野田さんから見て体験した海外旅行記、今回はドイツ編を興味深く読んだ。

娘から「ドイツの人って、札幌の人口は?すんでいる所は標高何メータ?とかって聞いてくる、札幌の人口くらいは言えるけれど、すんでいる所の標高なんて考えたこともないしネ」と聞いていた。

野田さんによると、

“ライン河に沿って建つ城が正確にいくつあるのか”

“ブランデンブルグの門の高さが何メートル何センチあるのか”

“ミュンヘンからマインツに行くにはどの駅で乗り換えるべきか”

などで延々数時間にも及ぶ激論のテーマになるのは、世界中でドイツぐらいのものだ。
まだまだ色々ズバズバ書いてあって棄てられない一冊よ。




それを娘に話すと「そうそう、まったくその通り、その本読み終えたら読ませて?」




スイスもこの本を読むと「アルプスの少女」からイメージする国とチョと違うんだナ。




あの有名なネッシー、北海道でもパクリ気味の屈斜路湖のクッシー騒ぎがあったしニタニタしながら読んだ。
ネス湖なある町のインバネスの観光局長はネッシーを見たこともないのに、自分の可愛い娘(ネッシーとは女性名)でもあるかのような口振りで話すんだってよ。

“局長の机の前にマンガの切り抜きが貼ってあった。ネス湖の底で可愛いリボンをつけたネッシーが休んでいる図で、その横で一匹の魚が彼女に尋ねている。
「あんた、毎年、観光局から幾ら手当をもらってんのさ?」”


ネットとか古本屋さんで探し読む事をお勧めっつう一冊。
by bacamasa | 2012-08-13 00:00 |
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