床下に潜りこんだら、梁と基礎コンの上に這わさっている角材の連結部分が『あっちゃー!』になっていた。 梁と角材との連結補強金具と梁のサイズが合っていない。 梁の寸法は高さ230mm、幅100mm、金具は(内寸)高さ290mm、幅100mmで60mm金具の方が長い(この梁の場合) そこで角材の端切れをナタなどで大体の見当で割って梁と金具にできた隙間に入れ斜めに釘を打ち固定?してあるが更に10mm~15mmの隙間(空間部)ができていて補強金具の役目をしていないではネぇーの!? 写真に写っているその隙間に見える二個の黒い物はプラスチックのパッキンを大急処置として自分が打ち込んだもの。 金具には梁側と角材と基礎コンに固定する木ネジやボルト用の穴が一個に12もあるのにどの梁の金具にも固定する釘、木ネジ、ボルト締めがされていない。 ということは梁と角材の連結部分は角材を切り込んだ凹、梁側の凸、つまり梁材が230mmあっても上からの重みを支えるのは凸の太さ部分でこれが重みや毎日の振動に耐えられなくなった時この梁は10mm~15mm下がってしまう。 金具の右側は基礎コンから外れてしまっている。 梁とピッタリ合った金具を使った箇所もあり、20mm~30mm位長い金具を使いその隙間に同じく端材を差し込んでさらに隙間を作っている、『参ったなぁー』としばらく腹這いになりながらボーっとしてた。 これは想像だが、倉庫などに他の建築現場で余ったサイズがバラバラな物を必要数かき集めて在庫整理気分で使用したんだろう?梁の幅100mmとこの建築会社では決まってたのか幅はピタリ。 これはどうにかしなくては!と足には12枚爪の福助の足袋(ウソ!安モン)ニッカポッカに足を突っ込み上はヨレヨレのシャツ、頭にバンダナと格好だけは出来上がったゼぇ~。 (手抜き欠陥姉歯住宅と書いてあるがあの有名な姉歯さんとは無関係!そんなのかんけぇーねぇ~、なのダァ~!)
by bacamasa
| 2008-01-16 11:45
| 住宅
|
ファン申請 |
||