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昭和の風景に出くわした
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フラリと昔々に炭鉱で栄え今は年寄りの多い過疎化の町に行ってこんな風景に出くわした。
餓鬼の頃道東の炭鉱地区で育った。こんな住宅の間を青っパナ啜ったり袖口に拭ったりしながら、“チャンバラごっこ”や“缶蹴り”ビー玉やパッチをやって暴れ回っていた。
懐かしいったらありゃせんのう~と云ったとこ。
兎にも角にも暴れ回って一日といった子ども時代、取っ組み合いの喧嘩をしていると通りすがりの爺さんに「ヤメェー!!」と一括され「このバカ者っ!!」二人に拳骨一個づつ、全然関係のない爺さんにダ、それでも変とも思わないし家に帰ってみると親はその事を知っていて「お前達がわるい」といって又ゲンコ、今じゃ事件もんだ。
更にプラプラ歩いていくと小路からカメラ片手のヘンテココンビをチロっと見てはヒソヒソ話をしている婆さんが二人、近づいていくと話を止め明後日の方を眺めている?
「コンチワー」と声を掛けると『はいヨ!待ってました』とばかりに話をポンポン掛けられ暫らくその場に立ち往生、なんか話相手を見つけ何でもいいから話をしたいって気持分かる、分かる。
俺も随分と歳を喰ってしまった。喰った歳はキチンと消化されてたのか?されてないような、ドサクサ紛れに何処かで消化されたんですかねエ、なんて事までボーっと眺め考えていた。『この町に住みたい』とネ。
by bacamasa | 2008-05-29 21:10 | 小旅行
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