ちょっと老いた海の男。
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              奥尻漁港。島の端っこは崖の上164段の急階段を登った上にお社がある。それが宮津弁天さん。


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               島に来てこの場所にくると元気にバリバリ漁にでていた島の漁師を思い出す。

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向こう岸の二隻停泊している漁船の辺りに小型の漁船(チャッカー)を止めていた。
10数年前会ったときその船のことを聞くと台風の日に流されて行方不明。それを機会に漁師を引退したんだそうです。
その後も毎日茶の間の窓から大きな双眼鏡で海を眺めて暮らしていた。
91歳になったのかな?ホームで元気に邪魔になりながら余生を送っているが今回(8/15)自分だけ顔を見ずに帰ってきてしまった。会った人達から噂を聞くだけにします。
元・義父とかは関係ねぇの。色々とあんのよ簡単な複雑ってもんがよ。これでも以外にデリなんだかんなオレってとこだよ。

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現役時代、ウニやアワビの時期にこんな感じで磯を回っていたしずいぶん食べさせてもらったもんです。

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現在の元・漁師。聞くところによるとホームの看護師さんに「あまり歩き回らないで安静にね。」と言われると
「その言葉、聞き飽きた。」と憎まれ口、
看護師さんも「私もおじさんに言うの飽きたア。」
なかなかの問題児?のようだ。

夜はスタッフの人が入れ歯を預かってきれいにして朝渡すんだそうですが、このオッサン夜中に「俺の入れ歯返せ!」って入れ歯を取りに行くらしい。
そのやり取りを想像してニャっとなってしまう。 “夜中に、俺の入れ歯返せ!”かよ。

ホームには何箇所か行ったこともあるし、今年100歳寸前のオフクロが世話になっているホームにも行って施設をみているんです。
それぞれのスタッフさんが親身になって世話をしているのには感謝ですが施設を出ると訳の分からない重苦しい気分になる。それが何なのか分からないんだ。
元・漁師オヤジさんが世話になっているホームにそれがない、2月に行ったときがそうだったんだね。

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(この磯舟漁師さんは現役真っ只中。)

オレがホームに行くたび(あっちゃこっちゃの)思うのは一つ、下の世話をされ、オシメをあてがわられるってボケていない人はどんな気持で介護されているんだろうと思う訳。それを考えるのが自分自身で一番キツイ。

時々思う。もしも元・漁師オヤジを磯舟に乗せたらスイスイ磯を走りまわるんじゃないか?ってね。

ずいぶんと昔に、船で沖釣りさせてもらった夜、島の飲み屋に行って「アルコール少なく甘いのなんだや?」って言うんでジンフィズがいいんのではと教えると。出来てきたジンフィズを見て不服そうに「オイ!ストローついてねぇんだかヤ」その後ストローでズーズー音出して、呑んで満足していた。ズーズーだ!!




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by bacamasa | 2009-08-31 05:22 | 老いぼれ
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