昔々の北海道川岸の面影を残しているだろうと思える、河川直線工事で残された三日月形沼の岸、湿地帯だ。 ここの沼にヤチユグイが生息しているが、年々生息環境が悪化して、何年か後には絶滅だな。 ヤチユグイの生態保護の研究をするのもいいが、このような場所を汚さないようにするだけで「一件落着」だと思う。 この町に住みだした当時は、こんな水溜りにもトゲウオがいた。 今はいない。 ここには、コゴミとフキを食べるだけ採りに来るところ。 トンビの大きな巣があって、ニリンソウだかイチリンソウだかが、一面に咲いていたが、 トンビの巣が無くなって、花も少なく、魚もいなくなりつつある。 娘がヨチヨチ歩きの頃から毎年通っていた、秘密でも何でもない場所なのに、親子の間では、いまでも『秘密の場所』とよんでいる場所だよ。 倒れた柳の木に、もうキノコ。 啄木鳥のやつ、いい仕事しているナ。 かけ蕎麦か月見そばが喰いたいってんで、 まずはダシとりです。 カツオの粕を入れないよう沈殿させながら、上澄みを、ザルの目を通ってしまうので、いつもこう。 できれば、喰う前に写真をと言っているのに、 「撮った?」 「おぅっ、忘れてた。だいぶん食べたけれど撮るネ」って 箸で形?たたずまいを整えようとしていた。 「食べ散らかったままでもいいヤ」 「そー」 で、これ。 カツオの出がらしは、ハサミで切りまくり、火にかけて水分を飛ばす。 含んでいた水分の半分以上を飛ばした状態。 さらに乾かし味をつけ、おにぎり用の振りかけでも作ろうか? 畑に肥料としてほかの肥料と混ぜて使ったら、野良猫にヤツ、掘り起こして種芋を脇に転がしていた。 今年はつかえねぇ~。 庭のチューリップが全て枯れるまで、撮り続けようと、決めてる。 散り際って、綺麗じゃねぇ? 人もそう、ありたいベェ。
by bacamasa
| 2012-05-30 00:00
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